軽井沢の別荘査定の前にすべきこととは何ですか?
東京在住ですが、そうなるとやはり地元の不動産会社にお願いした方が良いと考えているのですが、それ以外に別荘の査定額を高くできる方法はありますか?
それと、別荘を売却する前にすべきことがあれば、それも併せて教えてください。
清掃を徹底的に行いましょう
個人で所有し使用している場合はその必要はありませんが、不動産の名義が共有名義になっている場合は、当然ですが名義人全員の同意が必要になります。
個人の名義であっても、家族で使用するために購入した物件であれば、後々トラブルにならないように家族全員に報告して了承をとることを推奨します。
別荘に限らず、不動産を査定に出す前には、購入当初の書類を手元に用意しましょう。測量図、評価証明書、間取り図、公図、重要事項説明書などがあれば、より詳しい査定をしてもらうことができます。ちなみに、契約や引き渡しのときには印鑑証明書や評価通知書、登記識別情報なども必要になります。
別荘をできるだけ高く売りたいなら、査定してもらう前に清掃を徹底的に行いましょう。
別荘がキレイに使用されていたかどうかは、査定額に大きく影響します。別荘がキレイに片付いているかは買主目線で考えることが重要なので、その点も把握して清掃を行いましょう。自分でできない場合は業者を入れても構いません。
中古の別荘を探している方は、キレイに清掃されているかを注目していて、汚れが少なく掃除が行き届いていることで売却をスムーズにすることができます。
別荘の中に家具や生活用品がある場合は、きちんと収納することがポイントです。モデルルームのようにできるだけ生活感を出さないように配慮しましょう。
建物や土地に何かの不具合があるときには、それを隠そうとしないで査定の際に不動産会社に正直に伝えることが大事です。
不動産の不具合とは、雨漏りなどの建物の欠陥、地盤沈下などの土地の欠陥、法令違反などの買い手が不利益を被るようなことを指します。
契約した後に不具合が発覚すると瑕疵担保責任を負うことにもなりかねませんので、隠すことは考えないでください。
不具合を不動産会社に伝えると取引してもらえなくなるのでは?と思う方もいるようですが、不動産会社は不具合のことを考えた販売戦略を立ててくれるので、信頼してきちんと打ち明けましょう。