別荘に限らず不動産を売却する際には、最低でも2〜3社に査定を依頼しましょう。できれば4〜5社程度に査定してもらうのがおすすめです。
複数の不動産会社に査定を依頼した方がよい理由は、それぞれの不動産会社で強みが異なるからです。
査定を依頼する不動産会社を選ぶときには、その地域に売却に強いことが大きなポイントです。別荘を少しでも高く売るためは、その地域の同じような物件が過去にどのような経緯で売れて、どのような人が購入したのかを知る必要があります。
今回の場合は、軽井沢の別荘を何度も売却したことがある不動産会社を選ばないと、有益な情報を手に入れることはできません。
不動産を高く売るには、売却物件に近い不動産会社であることが大事になります。物件の状態のだけでなく、その地域における不動産需要、どのような世帯や年代に好まれるのかという点について不動産会社が明確に把握していなければなりません。
不動産のプロは、隅々まで地域のことを知っています。軽井沢の別荘の売却経験が豊富でも、地域のことをきちんと把握していない別荘から離れた場所にある不動産会社は選択肢から除外した方がよいと思います。
集客力に強い不動産会社であることも重要なポイントです。特に、売却している別荘の立地や築年数などの条件が悪いようなら、1人でも多くの購入希望者に売却物件を知ってもらうことが大切になります。
さまざまな集客方法を使用して売却活動をしてもらうことが、より良い条件で売却することができる秘訣だといえます。
不動産の売却を依頼する場合は、仲介手数料がいくらかかるかも大事なポイントです。仲介手数料には法律で上限が定められていますが、それを超えない範囲内で不動産会社が自由に決められるようになっています。