別荘の査定を不動産会社にしてもらうときに気をつけるべきこととは
今回その別荘を売却しようと思い、地元の不動産会社に査定してもらうことを計画しているのですが、その際に気をつけた方がよいことがあれば教えてください。
軽井沢ではありませんが、前に別荘を売却したことがある友人から、査定をしてもらう前には家の中を片付けしてキレイに掃除をしておくことで査定額も上がると聞いたのですが、それが本当なのかも知りたいので、ご回答をよろしくお願いいたします。
家の中の片付けやハウスクリーニングは不要です
確かに、別荘を売るときに内覧してもらうときには家の中がキレイな方がよい印象をもたれて購買意欲を掻き立てることになる効果はありますが、不動産会社は引渡し時の建物の中に何もない状態を想定して査定をするので、片付けや掃除などによって値段が高くなることはありません。
別荘に限らず、家の査定をしてもらうときには、「土地の実測図」「土地の境界が確認できる資料」「建物の設計図書」「建築確認申請書および建築確認済証」「検査済証」などの書類を用意しておきましょう。
これらの書類がないと査定ができないわけではありませんが、不動産会社からは書類の有無を確認されることになります。修繕履歴があれば、不動産会社には大きなアピールになり、査定額がアップされることもあります。
査定をしてもらう前には、自分がどの程度の価格で売却したいかを決めておくことも大事で、それを決めていないと不動産会社に安い価格を設定されて売りに出されてしまうことにもなりかねません。
別荘を少しでも高く売却したいなら、1社だけではなく複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。1社だけだと別荘の正しい相場も把握できませんし、複数社から査定をとった方がライバル意識が働いて査定額がアップしやすくなります。
査定額が高くても、実際にその価格で売れるとは限らないので、信頼できる不動産に売却を依頼することも非常に重要なポイントです。