需要が高くなく、すぐに売れそうもない不動産で、一刻も早く現金化したい場合は買取がおすすめです。
今回のように、築年数が古く買い手が簡単に見つかりそうもないなら、不動産会社などの買取業者に任せた方が早く取引が完結しますし安心です。
建物に資産価値がないケースでは、それがネックとなり売却を難しくしてしまうことが多く、それを打破するには解体工事が必要になります。そうなると、売れるかどうかも分からない状態で解体費用を負担しなければいけなくなり、それは大きなリスクとも言えます。
その点、買取業者に任せれば、解体した方が良いかリフォームした方が良いかの適切な判断をして、そのままの状態で買取してもらうことができます。
修復しないと人が住めないような建物がある場合も、買取業者を利用することがおすすめとなります。
不動産を所有していると固定自然税などの税金が発生するので、それを避けるために早急な取引を希望する方もたくさんいます。
不動産会社に仲介してもらい売却すると、仲介手数料がかかりますが、買取なら仲介手数料は必要ありません。
仲介手数料を無料や半額にしている会社もありますが、大半は法で定められた上限額いっぱいの金額を請求されるので、価値が低いとはいえ数千万円での取引が当たり前の不動産売買では、手数料は大きな負担になり、それを0にすることは大きなメリットと言えます。
近隣の住民や知り合いなどに売却することを知られたくない場合も、買取がおすすめです。仲介の場合はどうしてもチラシやインターネットなどの広告で買主を募集していることが分かってしまう可能性が高いです。不動産を売ることをいろいろな事情で知られたくない人は意外に多いのが現実です。