大手の不動産会社に買取を依頼することには、メリットもあればデメリットもあります。大手に依頼することが正解とは限らないので、以下に記載するメリットやデメリットを確認して、自身で依頼先を決めてください。
不動産の買取を大手に依頼するメリットには、町の小さな不動産屋などに比べてブランド力があり経営が安定しているなどの安心感につながる要素がいろいろあることが挙げられます。
不動産会社の中には、自分たちの利益ばかりを求めて誠実な対応をしてくれないような悪徳業者も存在していますが、大手であればその点では安心して取引ができます。
大手ではクレームにつながることを嫌うため、社員教育もしっかりなされている可能性が高く、接客のクオリティーも高いので、嫌な想いをする確率も低いです。何か問題が起きても会社全体でしっかりと責任をとってもらえて、トラブルに強いこともメリットとして挙げられます。
大手だと中小零細企業と違ってそれなりの資金力があるため、買取金額が大きくなっても対応してもらえる可能性も高いです。また、全国に幅広いネットワークを持っているため、買取ではなくても、迅速に買い手を見つけてもらいやすく、より高額な値段で別荘を売却できることにもつながります。
大手の不動産会社に依頼するデメリットとしては、マニュアル通りの対応になりがちなことや、特殊なケースには対応してもらえないことがある点などが挙げられます。
大手には厳格なマニュアルがあることが多く、臨機応変な対応をしてもらえないケースはよくあります。物件に何か問題があると、無理に取引する必要がないと判断されて、取引を断られることも少なくありません。