急いで不動産を手放す必要がないのであれば、不動産会社などに買取を依頼するよりも、仲介業者を使って買手を見つけてもらうことをおすすめします。
業者に不動産を買取してもらう場合は、それに業者側の利益を乗せて転売することになるため、どうしても一般的な売却相場よりも安い値で取引されることになります。
仲介業者を探すときには、事前に複数社から売却価格を査定してもらいますが、事前に周りの物件の売り出し価格を調べておくことも重要です。相場よりも低い価格を提示する不動産会社と契約してしまうと、最終的にはその価格よりも低い価格で売却されてしまうケースも多いので注意しましょう。
不動産取引では、購入希望者から値引き交渉されるのも珍しいことではありません。そのため、値引きの可能性も踏まえて価格設定をするのも大事なポイントです。
仲介業者に価格設定も含めて丸投げしてしまうと、売却価格が思ったよりもかなり安くなることになりかねません。売主の要望を良く聞いてくれて、少しでも高く売却しようとしてくれる不動産会社と契約しましょう。
不動産価格は時期によっても変動するため、高く売れるタイミングを逃さないことも大切なポイントです。高く売れるタイミングは経済情勢によっても変わりますが、一般的には転勤などが多い春や秋には比較的に高く売れやすくなっています。
不動産を高く売るには、内覧準備に力を入れることも大事なポイントです。ファミリー向けの物件だと、日当たりの良さが重視されることが多いので、内覧のタイミングにはできるだけ快晴の昼間を選択することをおすすめします。
中古物件を売却する場合は、敢えて欠陥や修復履歴を隠さないことが、購入者からの信頼につながり契約に近づくことになります。