不動産に関してはいろいろな種類の問題があり、人によって悩みもさまざまなのでどこに相談してよいか分からないという方も多いようです。
基本的には不動産のことは不動産の専門家である不動産会社に相談すれば、大体のことは解決できます。もし解決できなくても各方面の専門家を紹介してもらえるので、どこに相談してよいか見当がつかないなら、不動産会社を頼りましょう。不動産の買取や売却に関することなら、迷わず不動産会社に相談してください。
不動産の売買をするときには、譲渡所得税や印紙税、登録免許税などのさまざまな税金を支払うことになります。税金に関することなら税理士に相談するのがおすすめです。
どのくらいの税金がかかるかについては難しい計算が必要になることもありますが、税の専門家である税理士なら正確な税金を割り出してくれますし、手続きなどに関することでも相談に乗って正しい答えを出してくれます。
不動産を売却するときには、隣地との境界や土地の広さなどでトラブルになることもありますが、このような場合は土地家屋調査士に相談に行くのがおすすめです。土地家屋調査士は、土地や建物の調査や測量を主な業務としていて、相続するときに土地を分割したい場合も頼りになります。
不動産の価格のことなら、不動産会社の他にも不動産鑑定士に相談に行くのもよいです。不動産鑑定士は不動産の鑑定評価を独占業務としていて、不動産会社の査定より正確な不動産価格の算出ができます。
ただし、不動産鑑定士は会社間の取引や特殊な不動産を売却するとき以外に依頼されることはまずありません。
登記のことなら司法書士に相談しましょう。不動産業務を行うには司法書士が必須となるので、不動産会社に行けば信頼できる司法書士を紹介してもらえます。
不動産のことで法的なトラブルになりそうな場合は、弁護士に相談に行くことをおすすめします。弁護士なら、法に関することにオールマイティに対応してもらえるので頼りになります。